そんな小さな村は東京都にあるというのだから驚きだ。
場所は東京本土から南へ約360kmほど、八丈島の約70km南に位置する。
ここがに日本一人口の少ない自治体、青ヶ島村である。
日本一人口の少ない村というだけでも興味がそそられるが、やはり島自体のインパクトがすごい。
現実離れした見た目に、これは一度訪れなければならないと思わせるのには十分だった。
青ヶ島の画像はこちら
青ヶ島はアクセスの難易度が高い。
まずは八丈島まで行く必要がある。
そこまでは羽田から1日3便飛行機が出ているし、竹芝桟橋から東海汽船の船が1日1本出ている。
問題は八丈島から青ヶ島へのアクセスである。
方法は二つ。
1日1便のヘリに乗るか、こちらも1日1便の船(あおがしま丸)に乗るかである。
それぞれ長所と短所がある。
まずヘリは天候に左右されにくい。少しの風雨では欠航することはないので、就航率も8割ほどと高い。
ただ、1日1便しかない上に定員が9人まで。予約を取るのが大変だ。
予約方法は電話かインターネットでできる。搭乗日の1ヶ月前から予約を受け付けているが、ここでひとつ罠がある。
インターネットを使い慣れた人ならインターネットで予約すればいいかと思うかもしれないが、実は電話予約の開始が1ヶ月前の午前9時からに対し、インターネットは1ヶ月前の昼12時からである。
たった3時間の差だが、定員わずか9人なのでこの差は大きい。
確実に席を取りたいなら電話予約が確実だ。
次に船でのアクセスだが、こちらは予約の必要はない。乗船する際に窓口で乗船券を買うだけなのでお手軽だ。
しかし、絶海の孤島である青ヶ島は波が高い。つまり、船の就航率も季節によってばらつきはあるが、だいたい6割ほどである。
予約の心配をする必要はない代わりに、出航するのかどうかの心配をしなければならない。
私はとりあえず竹芝桟橋から東海汽船の船に乗り八丈島へ。そこからあおがしま丸に乗り継いで青ヶ島へ行く方法をとった。
帰りはヘリで八丈島へ。そこから羽田への飛行機に乗り継いで帰ることに。
ヘリに乗る1ヶ月前、午前9時ちょうどにヘリを運航してる東邦航空に電話したのだが話し中。
何度もかけ直してやっと繋がった。これは満席かと覚悟したが、電話に出たオペレーターに聞いてみるとまだ空席があるとのことで、それほど心配することなく席を確保できた。
その他、松山から東京までの夜行バスと、竹芝桟橋から八丈島へ行く船も予約した。
帰りの飛行機は旅割などの割引運賃は使わず、普通運賃で予約した。
青ヶ島に上陸したのはいいが、天候が悪くて島から出られなくなったという例も少なくない。
割引運賃は変更が利かないので、行程が乱れた場合のことも考えて普通運賃での予約をした。
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